神の座を奪う冥王降臨。アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUS ver. –

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機種解説

2014年2月に発売された5号機時代の名機「アナザーゴッドハーデス」、3枚掛け専用機でBR非搭載のAT機で、それまでのミリオンゴッドシリーズとは世界観が変わりスピンオフ的な位置づけの台としてリリースされました。

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アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUS ver. –

前作までのミリオンゴッド~神々の系譜~、ミリオンゴッド~神々の系譜~ZEUS ver.がART機だったのに対し、アナザーゴッドハーデスではAT機となりゴッドゲームの破壊力が更にパワーアップし、ATがセット数管理からゲーム数管理に変わっています。

スペック

■通常時コイン持ち:28.7G
■天井:1570+前兆

ATの純増は約2.9枚と5号機ではトップクラス仕様、GGの初当りは液晶に7以外の奇数揃いで発動する通常当選と天井到達、そして確定役の冥王揃い、紫7揃い、お馴染みのGOD揃いと大きく分けて5種類存在します。

通常当選は1/252~1/459と高設定になるにつれてゴッドゲームの初当たりが軽くなっており、確定役は紫7揃いが1/6553、冥王揃いが1/21845、GOD揃いは初代の頃からお馴染みの1/8192です。

通常時のコイン持ちは28.7G、天井はこの頃の5号機に比べると深く1570Gプラス前兆でした。

配当・小役構成

小役確率に設定差は設けられておらず全設定共通となります。

確定役恩恵

■GOD揃い…GG100G+ジャッジメント3つ

■冥王揃い…ジャッジメントハーデス確定

■紫七揃い…GG確定、75%でジャッジメントケルベロス、25%でジャッジメントペルセポネ

滞在モード

通常時のモードが8つ、GG中のモードが5つ、そしてヘルゾーンの抽選に関わる裏モードが5つ存在しておりGG初当たりは滞在中のモードによって大きく変わります。

前作までのGODシリーズ同様に通常時の大部分は低確率モードに滞在しており、レア役などでモードを上げてGG当選を目指します。モード移行には設定差が存在し、高設定の方が上位のモードにアップし易いので初当たりも軽くなります。

逆に低設定は低確率モードから抜け出すのにすら苦労するので、GG当選までは遠い遠い道のりです。

そして滅多に移行する事はありませんが冥界モード滞在中のGG当選はジャッジメントがハーデス確定となります。

ヘルゾーン

ヘルゾーンは今作から搭載されたチャンスゾーンで主に裏モード(ヘルモード)から当選します。AT当選期待度はTOTALで25%となっています。

ヘルゾーン中はGG当選期待度の異なる5つのテーブルで管理されており、そのゲームの成立役によってGG抽選が行われます。また、選択するテーブルと継続ゲーム数は20個シナリオにより管理されており、選択されるシナリオによってGG当選期待度が大きく変わってきます。

通常時400G、800Gにはヘルゾーン高確モードへの移行抽選がありますので、500G手前の台を打ち始める場合は天井最深部の覚悟を決めて着座する事になります。

特殊抽選

通常時の小役履歴からもGGの特殊抽選が行われ、この特殊抽選にはGG当選率に設定差が設けられています。特に黄七3連の設定差は設定①と設定⑥で約5倍の差があるので、ホール特定日の朝一にハーデスに座り黄七3連で当選した場合は台と心中する事になりそうだ。

ジャッジメント

初当りAT時は上乗せ特化ゾーンスタートとなり初期ゲーム数はそれぞれ上乗せ期待度の違う3種類の特化ゾーンを経て決めらます。

RUSH OF KERBEROS

特化ゾーンの中では最弱となり、通常当選の9割は犬が出てきます。毎ゲーム上乗せが5G継続し6G目からは継続抽選となり、最低保証50G、平均上乗せG数は75Gとなっています。得意技は犬50です。

ZONE OF PERSEPHONE

通常当選からでもごく稀に出現する事があり、通常当選から出てくると「え?なんで?」と一瞬パニックになります。10ゲーム継続し11ゲーム目からは継続抽選となります。

紫7が揃えば最低50Gの上乗せが獲得出来るので大量上乗せの獲得にも期待できる一方で、最低保証の50Gで終わり犬以下となる事もしばしば…平均上乗せゲーム数は150Gとなっています。

強カットインの時の音は爽快です。

PREMIUM OF HADES

本機最強の上乗せ性能を誇る上乗せ特化ゾーンです。この特化ゾーンを消化する為にハーデスを打っていると言っても過言ではありません。

最低保証が100Gあり冥王図柄が揃う度に100G以上の上乗せが発生、10ゲーム継続し11ゲーム目からは継続抽選となります。

平均上乗せゲーム数は300Gで通常当選からは2%しかお目にかかれません。

フラッシュバック

ジャッジメント突入ゲームのリール停止時にフラッシュバックカットインが入れば各特化ゾーンの上位互換である「超ケルベロス」「超ペルセポネ」「超ハーデス」に期待できます。

超ハーデスに関しては毎日ホールに居てもなかなかお目にかかれないので、超ハーデスで爆乗せしているプレイヤーがいるとギャラリーが発生する事もしばしば。脳汁全開が濃厚な瞬間です。

天井期待値

天井期待値は等価交換なら300Gを過ぎたあたりから一応プラスとなっていたようですが、収支も荒れるのでそこを狙う人はいませんでした。大概の人は400Gで辞めるかどうか迷って、その後は天井を目指すのみでした。

演出

アナザーゴッドハーデスには脳汁確定のフリーズやリールロックが多数搭載されていました。

ブラックアウトフリーズ

GODシリーズでお馴染みのブラックアウトフリーズ、こちらは説明不要でしょう。

デジャブフリーズ

GG中のチャンス役成立で発生するデジャブフリーズ、赤ダイヤ出現後の高確率状態中は50%で発生します。デジャヴフリーズ後さらにリール逆回転が発生すると0G連のプレミアムデジャブフリーズに突入します。

コンボフリーズ

ZONE OF PERSEPHONE・PREMIUM OF HADES消化中のハーデス揃い、紫七揃い時に発生するアナザーゴッドハーデスの醍醐味と言える演出、ハーデス揃い時に発展すれば0G連で毎回100G上乗せをGETする事が出来ます。

リールロック

GG中のみ発生するリールロック演出、GG消化中に突如として鎖に繋がれたハーデスさんが出現し、左リールから順に1段階づつリールロックしていき、4段階目まで到達するとブラックアウトフリーズとなりGOD揃いが確定する。

全回転クラッシュフリーズ

ハーデス初打ちの時に全回転クラッシュフリーズを引いた人は「ガチでぶっ壊れた」と思った事でしょう。クラッシュ発生時はノーウェイトとなるので打ち慣れてくると気づく事も可能、ただボーっと打っているたまに「今、ノーウェイトだったんじゃね?」と勘違いします。

全回転の発生確率は3/65536となっており、3つのフラグは「紫七揃い」「冥王揃い」「GOD揃い」で発生時点で確定役が確定します。

最終的に333で紫七、555で冥王、777でGODとなっているので、あとは7が揃う事を祈るのみです。

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