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永久にATが終わらないパチスロ台「マネーゲーム」

時は2001年初代獣王がホールに登場、その出玉性能によりパチスロ業界はAT搭載機の話題で席巻されようとしていた時代大ヒット機種獣王の影に隠れてとんでもない名機がリリースされていたその名も「マネーゲーム」です。

4号機時代には数々の伝説的な名機が存在しておりますが、その中でもトップクラスに尖った台がありました。ミリオンゴッドやコンチ4Xなど朝イチから閉店までATが連チャンし5万枚オーバーという羨ましい話もありましたね。ただこの場合は結果的に朝イチに入ったATが閉店まで続いたものの、途中で終了する可能性もあった訳です。しかし、このマネーゲームは「永久AT」に突入したら閉店まで途切れる事なくATが継続する事が約束されているのです。

今回はそんな空前絶後のとんでも台、永久に終わらないATを搭載した伝説の名機「マネーゲーム」の紹介をしていきましょう。

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永久にATが終わらないパチスロ台「マネーゲーム」

スペック

パチスロマネーゲームは2001年03月にバルテックから発売された4号機AT機です。
ビッグ確率が1/349~1/237、レギュラー確率が1/661~1/561、ATの純増枚数は1ゲームあたり3~4枚と言われており、AT消化中はリール右上のナビに従って右リールを狙い分ければメイン小役である12枚役が獲得可能となっています。

なお、AT消化中は映画「ミッションインポッシブル」の曲が流れます。

アタックゲーム

ATの名称はアタックゲームと呼ばれており、アタックゲームには3種類のゲーム性が存在します。

①コインアタック
期待獲得枚数に到達するまで小役ナビが継続するタイプのAT

②タイムアタック
規定時間を消化するまで小役ナビが継続するタイプのAT

③NEXTBIG
ビッグボーナス当選まで継続するタイプのAT

なお、規定時間を消化するまで小役ナビが継続するタイムアタックはメーカー発表で搭載されていると公表されていますが、ホール登場後の解析では出現することが無いと言われています。

打ち方

まずデモ画面状態からメダルを投入すると台が「ウェルカム」と歓迎してくれます。
通常時は左リールにチェリー付きの青7をアバウトに狙い、左リールにスイカ図柄が止まったら中、右もスイカを狙えばOKです。リーチ目もスイカハズレ目がメインとなっています。

ビッグボーナスのメイン小役はスイカで、消化中はハサミ打ちが推奨となります。
ビッグ中のリプレイ外しは逆押しフリーで外しが可能、外し効果は約15枚程度でした。
なお、ビッグ中は映画バックドラフトの「Show Me Your Firetruck」が流れます。

レギュラーボースは8回入賞か12ゲーム消化で終了となり、レギュラー消化中のBGMとしてマジックをやる時に誰もが思い出す「ちゃらららららー」でお馴染みのオリーブの首飾りが流れます。

演出

演出に関してはリール右側のドット演出がメインとなり、ドット演出で停止した絵柄によりシュールな演出が用意されています。ちなみに演出発展時はドリフターズのヒゲダンスでお馴染みのヒゲのテーマが流れます。

永久AT

主なATの突入契機は天使と悪魔が対決するVS演出(対決演出)に勝利する事でAT突入となります。
このVS演出が発生した際にベットボタンで演出をキャンセルするとATが発動しないと言われているので要注意。その他にも、レギュラーボーナス中の押し順当てゲームに正解した場合にもATの枚数を獲得出来ました。

そして、本機の最大の特徴である永久ATですが、レギュラーボーナス消化中に約1/50でJACハズレが成立します。このJACハズレを2回引くと90%で次回ビッグまでATが続くNEXTBIGに、10%で永久ATに突入するとされていました。ちなみにレギュラー中のJACハズレ成立時は狙うと7図柄が揃える事が出来、7図柄を揃えなかった場合はATに突入しないので慎重に目押しを行いましょう。

この永久ATの終了条件は「電源OFF」となっており、突入した時点で100%閉店までATが継続する事が確定します。電源を落とさずに据え置かれた場合は次の日も永遠にATが続きますが、そんな危篤なホールは存在しないでしょう。

三重県で年末に行われるオールナイト営業で永久ATをゲットした場合、純増4枚、1時間800ゲームで40時間無休憩でブン回すと12万8000枚を獲得出来る計算になります。46枚のスーパー等価交換なら2,782,720円となります。

伝説的ゲーム性のATを持ったマネーゲームでしたが、冒頭で話したように当時は初代の獣王が世に出たばかりのタイミングで、世間の注目の殆どがそちらに向けられておりひっそりと登場し設置も少なかったマネーゲームが脚光を浴びる事はありませんでした。

しかし、情報通の間ではにわかに噂になり実際に永久ATを引けたプレイヤーにとっては獣王より、いやその後のどんなAT機より印象に残った機種なんじゃないか思います。

(C)BALTEC

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