スマスロとは物理的なメダルを使用する今までの機械と事なり、遊技メダル数表示装置を筐体の一部に組み込む事により、電子的なメダルを使用して遊技が可能となるる最新型の回胴式遊技機です。
スマスロでは貸メダル、投入メダル、払い出しメダルなどすべてシーンで遊戯メダルを使用する事なくすべて電子化されたデータで管理されています。
スマートパチスロ
発売予定機種
・HEY!エリートサラリーマン鏡
・Lバキ 強くなりたくば喰らえ!
・パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ
・スマスロリノヘブン
※2022年11月21日導入予定
遊戯方法
現金による電子貸メダルの貸し出し、ICカードを利用した電子メダルの貯玉・再プレイが可能となります。遊戯終了の際は獲得したメダルデータをスマスロから専用ユニットに転送し現金や獲得メダルのデータが記録されたICカードを取り出します。今まででは貸メダル機と遊技機はそれぞれが独立していましたが、スマスロでは遊技機と専用ユニットはケーブルで接続されています。
スマスロ専用の規制
スマスロでは台の機械的な部分だけでなく、内部仕様に関する規制も変更されます。
有利区間上限枚数差枚方式で2,400枚
メダル機では有利区間ゲーム数上限4000Gだったのに対し、スマスロでは有利区間ゲーム数上限は無制限となります。同一有利区間内での出玉の上限は「差枚数で2,400枚」となります。
6.5号機における差枚での2,400枚上限とは、同一有利区間内ならばそれまでに使ったメダル数+最大2400枚の獲得が可能となります。同一有利区間中で1500枚飲み込んでいる台ならば「それまでに使った1500枚+最大2400枚」の3900枚が獲得可能となります。
コンプリート機能
メダル獲得枚数が規定枚数に到達した場合は遊戯が停止し、それ以降当日の稼働は不可能となる機能です。昭和~平成初期の頃の打ち止めをイメージするとわかる人にはわかると思います。スマスロの場合獲得枚数が最も減少した時を起点とし、1日の営業内で獲得枚数が19,000枚を超えた時点でコンプリート機能が発動します。コンプリート機能が発動した台は「本日の遊技は終了しました」と表示され設定変更を掛けない限りそれ以降の遊戯は不可能となります。
コンプリート機能発動前は、事前に「コンプリート機能発動まで◯◯枚」という様な表示が筐体の液晶上に告知されるので、いきなりなんの前触れなく終了という感じにはなりません。
コンプリート機能が発動した際は、店舗スタッフさんを呼んでその台の遊戯を終了する事になります。
有利区間ゲーム数無制限
6号機~6.5号機のメダル機までは一定のゲーム数で定められていた有利区間ゲーム数上限が無制限になります。これにより有利区間獲得枚数が上限に到達するまで1つの有利区間を継続させることが可能となります。これによりゲーム数上限に縛られないゲーム性や、幅広いスペックの設計が可能になっていきます。
遊技機情報センター
スマスロでは遊技機の出玉情報等が、主に日本電動式遊技機工業協同組合(日電協:パチスロメーカーの組合)の管理する遊技機情報センターに送信されます。
スマスロによるメリット
・ゲーム性の向上
有利区間ゲーム数上限の廃止により、ゲーム性の幅が大きく広がります。
・不正への対応
遊技機へのゴト行為や別店舗からの持ち込みメダルが出来なくなり、不正に出玉を得るユーザーは減り適正な還元が実現します。
・遊技環境の向上
獲得メダルの把握が容易になります。また、メダルの投入や払い出しが無くなる事でメダル同士の接触音がなくなり騒音が軽減されます。
・感染症対策
メダルへの接触が無くなるため、感染症対策の強化が期待されます
・ホールのコスト軽減
遊技機の部品や重量の削減、メダル循環システム等による電力消費の削減、メダル洗浄や交換時の人員削減、筐体のスリム化により店舗スペースの有効活用にも期待できます。
スマスロの導入開始時期
スマスロは2022年11月にホール導入予定です。
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